帰国子女かあさん家の頑張らない英語育児

肩の力を抜いて、リーズナブルに、親子で英語をエンジョイ

【随時更新】帰国子女かあさん家の英語育児方針

帰国子女かあさん家で、どんな目的で英語育児をするのか?そのために実践していることは何か?について書きたいと思います。

【目的・目指す姿】

  • 英語が好きで、苦手意識や特別意識が少ない
  • 自然なリズムとイントネーション

【実践すること】

  • 一緒に楽しむ
  • お金をかけすぎない

順番に説明していきたいと思います。

目的・目指す姿

英語が好きで、苦手意識や特別意識が少ない

「英語が好き」は、さほど説明が要らないですよね。好きこそものの上手なれ。いったん好きになってしまえば上達が早いというのは、英語に限った話ではないでしょう。

さらに「苦手意識がない」としました。せっかく「好き」ない思いがアクセルをかけてくれても、「苦手意識」でブレーキがかかると勿体ない。一方、今の時代、英語の習得に必要なコストは青天井になりつつあります。お金をかければ、高額教材を買ったりできるかもしれないし、インターナショナルスクールにも通えるかもしれない。そうした環境で育ったお子さんの英語能力と比べると、自分の子供はそのレベルに至らないかもしれません。

でも、何もコンテストに出ようっていうんじゃないんです。車の運転に喩えれば、F1レーサーではなく、普通免許があれば良い。したがって、F1レーサー達を前に「自分はなんてダメなんだ」と思う必要はなく、自分の能力に自信を持ちながら、ブラッシュアップしていってくれたら良いと思っています。なので、「うちの(ベストじゃない)環境で育って、それだけ英語が話せたらOK!」という具合に、自分の子供をエンカレッジしていきたいと思います。#まだ2歳なので、そんなこと言う機会はまだないですが、、

さらに「特別意識がない」とはどういうことか。これは「おうちえいご園」のブログに良いことが書いてあるなぁと思いました。

https://eigoen.com/yarikata/hajimedoki/

日本にずっと暮らしていると「英語=特別」という感覚がある。だから、正しい文法でスラスラ話せないと恥ずかしく感じてしまう、、わかります!

しかし本来、英語とは「できるとすごいもの」「できるとステータスが高いもの」ではないはずです。やはり車の喩えですが、車が運転できることは、とりわけステータスでも何でもありませんよね。英語もそれと同じで、日本語と同様の一言語に過ぎない、と私は考えています。だから、多少間違ってても、言い淀んでもOK!それよりも、アウトプットすることの方が大事だと思ってます。

英語とは、ありふれた、当たり前のものなんだよーという態度で、子供とも接していきたいと思っています。

自然なリズムとイントネーション

敢えて、「発音」とは書きませんでした。LとRの発音を区別した発音ができると、たしかにネイティブっぽく聞こえて、格好いいのは間違いありません。

しかし、それが「必然」なのかというと、そんなことはないと思っています。例えば、渡辺謙Yoshikiの英語をYoutubeで聞いてみると、個々の単語はネイティブと異なり、日本人特有の発音となっています。しかし、リズムやイントネーション等の強弱が極めて自然で、外国の人にとっても、とても聴きやすい英語だと思います。実際、お二人は海外に住み、現地の方とバリバリと会話しながらお仕事や生活をされています。

たとえ個々の単語はネイティブらしくなくても、文章にした時に、外国の方に自然と伝わる。それが実現するなら十分ではないか、と私は考えています。

実践すること

一緒に楽しむ

これが一番大事なことかなぁ、と思っています。親が楽しそうにしているから、自分も参加してみたくなる、真似したくなるものなんだろうと思います。親子の時間の中に、それとなく英語があり、わいわい歌って踊って遊ぶ、みたいなイメージでやるのがいいなあと思っています。なお、子供と一緒に楽しむことの重要性は、以下の「こどもちゃれんじEnglish」の紹介記事にも書いてあります。

https://s.resemom.jp/article/2017/11/09/41266.html

また、自宅では英語のDVDなどを見る時に、出てくる単語やフレーズなどを、なるべくそのまま復唱したりするようにしています(これは日本語DVDを見る時も同じです)。単純な方法ですが、こうすることで、一緒に参加していることが子供に伝わりますし、かつ、DVDを見る間に、より多くの英語が子供の耳に入ることになるので、実践しています。

お金をかけすぎない

この理由ですが、「お金をかけると、(私が)つい子供に成果を求めてしまいそうになるから」です。 もちろん、英語教材に高いお金を払うことで、親が自分自身にプレッシャーをかけ、英語教育に対してベストを尽くすことも、必ずしも悪いとは思いません。しかし、万一そのプレッシャーが子供にも伝わってしまうと、重荷になってしまわないだろうか、と思うのです。のびのびと子供を育てるには、きっと親がのびのびしている方が良い。そう考えて、私は高すぎる英語教材に手を出さないようにしています。

なお、「お金をかけすぎる」の目安ですが、価格を聞いた第一印象で「高っ」と感じたなら、それは既に高すぎる、ということになると思ってます(禅問答みたいですいません)。例えば、経済力の高いキムタクが二人のお子さんをインターナショナルスクールに通わせるのは、無理なく、見返りを求めずに実践可能なことなのだと思います。でも中流階級の私にとって、インターナショナルスクールに通わせるのは相当な負担です。また、DWEもWWKの正規料金も、第一印象は「うっ」と感じる価格帯でした。すなわちこれらは「お金をかけすぎ」の範疇に入ると思い、インターは入らない。高額教材も正規品は使わず、活用するなら中古、としています。

一方、ダメ元でもまぁいっか、と思える価格の教材や本なら、親の側も気楽で、のびのびと活用できます。この気楽さが子供にも伝わるんじゃないかと思っています。

さいごに

どこかの本で読んだのですが、「薔薇の花を咲かせたいと思って水をあげても、子供が持っているのはひまわりの種かもしれない。」というフレーズが心に響きました。親がいくら良かれと思っても、子供が持っている素質と合致しないならば、無理はしないようにしようと思っています。

一方で、矛盾することを言うようですが、「日本人で日本語が苦手」っていう人がいないように、言葉なんて誰もが話すものでもあります。だから、英語を話す素質がない人なんて存在し得ない、とも考えています。だから、無理なく楽しく続けてさえいけば、冒頭に書いた目指す姿には、自ずと近づいていくものかなと思っています。

以上、我が家の英語に対する方針についてお話させていただきました。今後、使っている教材等についても、解説していきたいと思います。